2009総選挙。投票へ行くという責務。

みんな選挙には行きましたか?

民主党が過半数を獲得し、大ドンデン返しとなった今回の総選挙。

ぶっちゃけね、自民だろうが民主だろうがどっちも大して、我々の生活は変わらないと思っている。
結局の所、政治家なんて「国民」「国民」と叫びながら「国民」の方なんて向いていやしないんだから、変わるわけがないよ。
こういう選挙の時だけ、国民の方向いて、良いことばかりしか言わない。他の政党の悪口しか言わない。
俺は常々思うのは、選挙の時だけいい顔するくらいなら「普段からやることやれ」そして結果を出していれば良いだけなんだよ。

変にさあ、媚び売って、通ったら知らん顔。

投票する方も投票する方で、本当に良いと思って投票してるのかね?
「誰々の繋がりだから〜」とか「会社がさ〜」とか、そういうのって最悪じゃねえ?

「清き一票」とか良く言うけど、そんなきれい事ではなく「責任ある一票」を投票すべきだと思う。

今年の投票率がまだ出ていないからなんとも言えないけれど、夕方の時点で50%を切っていた。
すなわち有権者としての国民の半分は投票に行っていないって事。
これって、無責任だよね。

投票に行かなかった奴は、政策批判とか、景気が悪いとか、ウダウダいう権利無い。
だって、自分の責任ある一票を、提出していないんだから、これって無条件に「一任します」ということを明言しているのと同じだと思うんだよね。

数年前まで、一度も投票なんかに行ったこと無かった、こんな俺が言うのも変な話だけどさ。
俺はさあ、投票したいと思う、本気で応援したいと思う「候補者」「政党」が無い、だから投票には行かなかった。そう考える人が多いのも理解出来る。

でも、数年前にとある人から言われたんだよ。
「それって何も伝わらないし、何の結果として布石が残っていない」ってね。

それ以来、俺は投票に必ず行く。

多くの人は勘違いしていると思うけれど「投票に行く=誰かに票を入れる」違うんだよ。
「ちゃんと自分の時間と労力を割いて、責務を果たしに来ました。でも、俺は自分が支持したいと思える政治家、政党がありません。」という意思表示をするの為に「白票」というのも、一つの大切な「一票」だと考えている。
人それぞれ考え方があるだろうが、もちろん誰かに入れたいと思えば、名前を書くし、政党名も書く。でも、無ければ書く必要はない。これも一つの権利であり責務だと思う。

だから、投票率50%とかってあり得ない。
投票率100%で白票100%でも良いんじゃないの。
それこそが、政治家、政党がちゃんと受け止め、自分達のマニフェストが受け入れられなかった、自分達の声が受け入れられなかったという、国民からの審判なんじゃないのかなあ。

例えば、投票に行っていない奴が「増税反対!」とかっていう権利無いし。
自分の意見を言いたいなら白票でも良いから「投票」すべき。それがあって初めて「増税反対!」っていうための権利だと思う。

特に若い世代の奴ら、有権者であるという意識無いし、その上「文句」しか言わない。「政治を詳しく知れ」とまではいわないけれど、自分が日常生活している場所なんだから、自分の意見を言いたければ、その責務を果たした上で発言するべし。

行くのがめんどくさいとか、そんなの理由にならん。その日がどうしても忙しければ、期日前投票ってのもあるわけだし、投票自体ものの5分で終わること。
そんな時間が取れないほど、忙しいわけ無いじゃんねえ。

この俺だって、それくらいの時間は作れるわけだから。

裏付けなく、不安要素しか無い「民主党マニフェスト」。
ばらまくだけばらまいて、4年後には知らん顔して「増税!」って目に見えてんじゃんねえ。
「高速道路無料化」も、馬鹿な政策だよ。
俺は、金払ってでも良いから高速道路を利用したい。
しかし、金を払う以上、それなりのちゃんとした整備やサービスをしてもらう方が良い。

アメリカには、2つの種類の高速道路がある。
一つは「ハイウェイ」。もう一つは「フリーウェイ」。
ハイウエイは「有料」道路で、フリーウェイは「無料」。フリーウェイは国道の「速度制限アップ版」で、マンハッタンの両端に「ヘンリーハドソンフリーウェイ」と「FDR」の2本が走っている。時間によっては当然大渋滞を起こす。日本でいう「バイパス」だね。
ハイウェイはかなり道幅も広く、かなり快適に走ることが出来る。ただ、料金は日本と比べて非常に安い。
「無料化」にするんじゃなく、値段を下げるで良いんじゃないの?例えば、一律「50%下げる」とか、それだけでも、全然良いと思う。
前車「ETC」を義務化にして、メーカーが責任を持って全車両に取り付けて出荷をし、自動車の重量によって課金金額を変えるとかさ。
もっと現実的なやり方あると思うんだけどね。
まあ、何はともあれ、政権交代したけど、既にこの時点で期待感はない。

期待感がないからこそ、具現化して結果を出し、ちゃんとした「支持」に繋げるのがまずこの4年間のお手並み拝見っていうところだろうね。


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コメント

“2009総選挙。投票へ行くという責務。” への2件のフィードバック

  1. 優のアバター

    1 ■初めまして。
    興味深く読ませていただきました。俺は常々思うのは、選挙の時だけいい顔するくらいなら「普段からやることやれ」そして結果を出していれば良いだけなんだよとありますが、普段から、国民の方を向いて、やる事やって結果を地道に出している議員の方も、いらっしゃいますよ。選挙が終わったら知らん顔じゃなく、さっそく動き始める議員の方を私はいくらでも知っています。政治に興味のない方や、選挙に行かない方は『どこに入れてもどうせ変わらない』と、何も知らないのに諦め半分で見ている方も多いですが、中には本当に一生懸命やっている方もいらっしゃいます。でも、真面目にやって当たり前なので、そういう事実は目立ちません。マスコミは良い事はとりあげてくれません。批判や失言の話題にうもれてしまいます。なので、興味をもって、アンテナを張ってないと事実は見えてこないのが悲しいところですね。今回民主の波に押されて、本当に国民のために一生懸命やってこられた方が何人か落選してしまいました。今までの実績など興味もなく、耳障りの良い民主に安易に入れる方が多かったのでしょうね。ブログ主様のように、皆に責任ある一票を投じていただきたいものです。4年後が楽しみですね。色んな意味で。長文失礼いたしました。

  2. engin9のアバター
    engin9

    2 ■Re:初めまして。
    >優さんコメントありがとうございます。僕の周りにも、頑張っている「議員」さんがおられます。ですから、全ての議員さんを横一列で「なにもしない」とは、これっぽっちも思っていませんよ(笑何もしないのは、特に「歳の行った」かたがたに多い傾向かと思います。若手が必至になって声を上げたところで、上からの「権力」「圧力」でその声が表に出てこないというのは悲しい限りです。でも、その一端にあるのが「若い世代の選挙拒否」だとも思います。自分も過去はその傾向だったので、今になって恥ずかしく思っています….。若い人が投票に行かないから、どうしても、有権者(年寄り)を中心にした政策になる。そうするとまた、若者は選挙に行かなくなる…。悪循環ですよね。僕が今立っている場所は、ダンサーと言うこともあり、「クラブ」とかで遊んでいるような子達が沢山いる環境。ですから、僕のような人間が、日記の様な内容を発信することが意味あるのだと思っています。コメントどうもありがとうございました!
    http://ameblo.jp/engin9/

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