「音楽」と「ダンス」。

音楽ってほんと面白いし深い。

この間の「Triple9」の放送で取り上げた「GO GO FUNK」なんかもそうだが、自分が今までHIP-HOPの曲だと思い込んでいた曲が、実はGO GO FUNKで、そのヒストリーを知ることで、その音楽がより深まり、聞き込んでみると「あ〜〜なるほどな〜」とその当時の「臭い」というか「輝き」を放ち始める。

俺達ダンサーって、やっぱ、こういう「音」にリスペクトをし、その代弁(体現)者で居なければと深く思う。

大先輩である「DJ TAKAHIRO」さんと出会ってから、特にこの1960年代から1980年辺りの、FUNK、SOUL、DISCO系の音楽を特に意識し始め、そして、深みにはまった(笑

でもね、DJって本来そうでないといけないんだとも思った。

俺達ダンサーは「踊ること」が主な訳で、そして、踊るためには「音楽」が絶対条件となる。

その音楽を、我々ダンサーに提供してくれるのがDJな訳さ。

自分の知らない「曲」を「ほら、お前らこの曲知ってるか?カッコ良いだろう!これでカッコよく踊ってみろ」みたいな(笑

でも、そうやって、我々は音楽とふれあい(出会い)、自分の踊りを高めて行く事が出来る。
踊りこなせなければ、もちろん自問自答しながら、自分のスキルを上げるしかない。

DJはDJで「新たな」曲を探し求め、自分のプレイに幅を持たすために努力しなければならない(昔で言う「レコ掘り」だね)。

そういう、切磋琢磨があってこそ、自分達のスキルを上げて行けるし、今まで上げてきた。

1960年代から1980年辺りは、音楽の黄金時代とも言える時代。

本当に色艶やかな素晴らしい曲が多い。逆に言うと、この時代にある意味「出尽くした」とも言える。
今の「新曲」と言われる楽曲の多くに、この時代の曲の「サンプリング」が使われる。
ある意味それは仕方のないことなのかも知れないが、この時代の楽曲(全てのジャンル)を網羅している人間は皆無であろう。何万曲、何十万曲という楽曲が生み出され、極小規模なエリアでのみ演奏され、埋もれていった曲も数知れず存在するはず。

俺達ダンサーは、DJと同じくらい、もしくはそれ以上に「音楽」に敏感である。開眼しているDJを除いてね。

というのは、どうしても「自分の好み」に偏ってしまう傾向があるからだ。まあ、それはダンサーも同じ事が言えるけれど、しかし、ダンサーはある意味「受け身」でもあるため、DJが提供する曲に反応する訳だから、複数のDJのプレイを耳にし、それぞれの個性を受け止めることが多いため、必然的に視野は広くなる。
改めて「自己主張」しておこう(笑
俺は「ダンサー デアル」。

New York City Breakersに名を連ねているため「B-Boy」と思われていることが多い。もちろんB-Boyも踊るけれど、俺のメインは「POPIN’ & LOCKIN’」だ。

しかし、LOCKIN’は西海岸のスタイルが主流。俺は、HIP-HOP発祥の街New Yorkに長く住んでいたこともあり、LOCKIN’も踊るけれど、相棒であるBAM BAMと一緒に、東海岸のスタイルである「Boogie」を探求した。

LOCKIN’に似てはいるのだが異なるスタイルで、アメリカでもBoogieを踊るダンサーは殆ど居ないし、日本人では俺しか踊る(踊れる)人間は居ないと思う(日本のLOCKIN’は西海岸のLOCKERSスタイルばかりだからね)。

俺自身も、本気のBoogieは滅多に踊らないしね(笑

音を選び、かかる音に合わせて、踊りの「スタイル」を変える事の出来るカードを持って居るダンサー。

一つのスタイルを探求し、極めて行くのも大変な事。

俺はダンサーとして「POPIN’ & LOCKIN’」を主に探求しつつも、幅広く、様々なジャンル・スタイルのダンスを取り入れ、自分自身の「ダンス哲学」を築いている。

その為に、多くの音楽とふれあい、その音楽を感じ、そして表現(体現)している。

クリエイティブ(表現)は無限の可能性をもち終わりはない。
現に俺自身のiTunesのライブラリーは毎月、数十曲から数百曲単位で、増え続け、今では2万曲を超えている状態……(汗

踊りを極めるために、今後も、音楽との出会いの旅は果てしなく続くことだろう。でも、それは同時に、新たな音楽と出会った瞬間に「幸せ」を感じる事が出来る瞬間でもある。

本気でダンスを志、極めたいのであれば、自己の「肉体的鍛錬」と同時に、「音楽との出会い」に向き合って欲しい。

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