今日は早朝より、京都へ「プライベートレッスン」をしに行ってきた。
京都といえばそう(笑)、松本先生からのご依頼。
しかし、今回は少し主旨が違う。
完全な「プライベートレッスン」すなわち1対1。
今回の生徒さんは、もちろん松本先生のお友達なのだが、現在、韓国でダンスのスタジオを経営する「ジュリ先生」といわれる方。
俺よりも少し年齢は上。
そんなジュリ先生は、ダンス大国となりつつある「韓国」においてダンスのスタジオを経営する中で、色々と悩みがあり、自分のダンスを改めて見つめ直したいと考え、なかなかスタジオ経営者という立場もあり、韓国でクラスを受けることにやはり抵抗がある。
そこで「海外で」と考え、一時はNew York行きも考えたそうなのだが、滞在費や航空費などを考えると、かなりなことになる。そこで、気心知れた松本先生に相談したら速攻で「俺」に白矢が立ったわけだ。
HIP-HOPの基礎中の基礎をちゃんと学びたい。
そんなジュリ先生のリクエスト。今回は、6時間(正味5時間)のプライベートレッスンを決行してきたのだ。
午前10時に現場に入るために、名古屋を午前7時に出発。渋滞や、チンタラ走る車を見越して3時間の移動時間を確保。
これが正解!
京都まで、ドアtoドアでキッチリ3時間。荷物を下ろしたりなんだかんだしつつ10時半からクラスをスタート。
ジュリ先生は「韓国語」しかしゃべれない。俺は「韓国語」が全くだめ。そこで、松本先生の仲間である日本在住の韓国人奥様「ヨンちゃん」が通訳として1日サポートしてくれた。
自分で「人見知り」というジュリ先生。
今日初めて会い、日本に来て1週間が経ち、今日が最後の日本。
この間に色々あったりした事も影響し、かなり緊張している様子。初対面の俺でも、彼女の緊張具合は良く解った。
このままでは、幾ら俺が色んな事を教えても入るはずもなく、それでは今日のレッスンの意味がない。
そこで、午前中の時間は「お話し」の時間に設定し、ジュリ先生が考えていること、そして望んでいることを聞き出し、そして俺の考えるHIP-HOP、俺の見てきたHIP-HOPをヨンちゃんを通して、緊張をほぐしていってあげつつ、意識を少しづつ変えていってあげる。
昼食に「韓国料理」を食べに行き、少しゆっくりと休憩の後、午後からのレッスンをスタート。
午後のレッスンは、午前中に色々話したこと、伝えたことを、今度は実際の「動き」「ダンス」として具現化していってあげる。
午後5時まで、途中休憩を挟みつつ、無事にレッスン修了!
最初、緊張で凝り固まっていたジュリ先生が、最後には笑顔でレッスンを終えることが出来た!
俺のレッスンは「美味しい茄子」を手渡すのではなく、「美味しい茄子を育てる方法」を教える。
すなわち、1つを渡し1つを手に入れるのではなく、0個を渡しそれを数十個、数百個にして行く方法。
かんっくからわざわざ、時間とお金を使っい「コスト」を使って来ているのに、茄子1個だけを持って帰っても意味無いでしょ。
しかも、ピンポイントで俺のクラスなわけだから、そんな失礼なことは俺は出来ない。
もの凄き前向きに、ポジティブに「学び」を求めてきている、しかも、スタジオのオーナーさんにそんなことは出来んでしょう。
普通のクラスでは出さない「裏技」をちりばめつつ進めたレッスン。一番特をしたのはもしかしたら、レッスンを見学していた「松本先生」だったりしてね(笑
レッスン後、ジュリ先生が今日で日本最後と言うこともあり、FDFの仲間達が集まっての送別会においらも少しだけ参加。
7時には京都を出発する予定だったのだが、結局8時まで参加し、途中退場して名古屋に戻ってきた。
帰りはキッチリ2時間。午後10時に到着し、正直疲れている身体に鞭打ち、犬達の深夜のロングウォーキング。
かなり疲れた1日だったけれど、充実した1日でした!
コメントを残す