ロック&ビート(Lock&Beat)が家にやってきて早2週間が過ぎようとしている。
年齢の若い成犬(?)はパワーもあり、遊んで遊んで大光線を常に放出、しかも2匹とも雄犬。その上、俺の予想外だった事が一つ。
「兄弟の絆」である。演歌のようだが(笑、兄弟の絆というか、DNAの本能というか、兄弟故の何とも言えないまさに「あ・ん」の呼吸。
これにはマジ脱帽。2匹がジャレて遊ぶのだが、この兄弟という血筋は「1+1=2」ではなく「1+1=∞」というとてつもない爆発力になる。
そんな彼らも、2週間という時間の中で「ENGIN#9家」のルールに徐々に慣れ親しみ始め、緊張しながらやってきた当初とはかなりのなじみ具合になってきた。
相変わらず、お漏らしは頻度はかなり減った物の、室内トイレを横目におそそをする始末…..。
しかし「3歩進んで2.5歩下がる」毎日だが、確実にその成長、我々との信頼関係の絆が深まっていっているのを実感する今日この頃。
そんな今日。新たなチャレンジを試みてみた。
家に来た初日。先住猫のチルを追い回し、その挙げ句に噛みつきかけた(もちろんジャレての甘咬みだが….)。
当然、突然現れた大きな黒い2匹の犬に追い詰められた上に噛みつかれそうになったチルは「恐怖」におののいたわけさ。
今まで猫との共同生活の経験のない2匹にとって、小さくて動く生き物は興味津々の対象に他ならない。
その為、しばらくは犬と猫の隔離政策を実行。
俺の作業部屋に猫を集結させ、扉を閉めて完全隔離。猫達にとっては窮屈な生活を余儀なくされた。
しかし、ドアを閉め切ってはいても、ドアの向こうから聞こえる「ドタバタ音」や「犬の鳴き声」などで、犬の存在を猫は感じている。それに引き替え犬達は、基本的に音を出さない猫達の存在は今ひとつ理解できていない。
そこで、先日部屋の仕切りガードを設置し、猫との距離感を保ち、猫に安心感を与えつつ、犬達に猫の存在を感じさせ始めた。
当然最初は、仕切りがあっても猫は恐怖におののき、直ぐに隠れようとする。
で、昨日。そんな猫の中の1匹「ゆめ」がビートに一発お見舞い!!
「ゆめ」をリビングに放ち、ガード越しに存在を認識していた犬達。ビートが柵を跳び越え「ゆめ」の存在を探す。
「ゆめ」は、棚の上で犬の様子をうかがい。で、ビート「ゆめ」を発見し、臭いを嗅ぎに近寄り…….。
「ゆめ」の一発!「ゆめ」の爪がビートの鼻先に(爆。
ビートは「ギャン」と一発悲鳴を上げて退散。
学習〜〜!そうやって距離感を体感し一つ一つ学んでゆく。
今日は更に進歩をし、開かずの扉だった作業部屋の扉を開放してみた(笑
最初は猫の方も「かなり」警戒(笑
犬はとにかく一歩でも足を踏み入れようなら「渇」が飛ぶ(爆
しばし、緊張感漂う時間が流れ、徐々にお互いの距離感を感じ、理解し始めた。
解放したまま、作業部屋で作業をしつつ、犬達の行動に目を光らせる。
かなり部屋の中が気になり入りたい感1000%の犬達なのだが、部屋にはいると「渇」が飛ぶので入り口ギリギリの所で踏み込んでこない!
猫達にその状態でエサをやり、猫もちゃんと食事をする。
良い感じだ!これでお互いの存在を認識し、お互い越えてはいけない一線を保ちつつ、お互いの生活ペースを作ってゆく。
もちろん明日には、そんなことお構いなしだろうから(爆)暫く、この状態を続けて行き、慣れるしかない。
犬の方が猫に興味津々だから、猫の方から犬に近づいてゆくまで見守るしかない。
でも、今日のこの状況はかなりの大進歩!
素晴らしい!
これで俺も、作業が出来る!なにげに、部屋に入って作業が出来なかったのさ。部屋に入って作業をするためには、犬達をケージに閉じこめなければならなかった。俺の姿が見えないと落ち着かなく、暴れて何をするか判らなかったため、そして、ケージに入れるにしても、ある程度彼らが納得した上でないと、ほえ叫んで要求吠えをする始末。
その点、入れないとしても、俺の存在感は目視でき、彼ら的にも安心をする。
少しづつ、少しづつ、彼らは成長し、我が家の一員としての認識が向上しております。
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