ここの所、作業過多でなかなか自分の時間を作ることが出来なかったのだが、今日、仕事を終え帰宅後「無理矢理」に他の作業を中断して、久しぶりに自分の時間を作った。
自分の時間の中にも色々と、すること(したいこと)が有るのだが、今日は以前に書いた「大空への夢」に時間を割いた。
「大空への夢」とは、実は今、RC飛行機を完全手製で制作をしているのだ。
以前からRC(ラジコン)を欲しくて、機会をうかがっていたのだが、まともに市販のキットを購入するとなるとそれなりにまとまった出費を覚悟しなくてはならない。
お小遣い制のおいらにとって、それは不可能に近い額なわけだ….(汗
そこで思いついたのが、完全自作のRC。なぜかというと、まず、部品代が低コストで購入できる。
当然スタート時には、道具を揃えたり、材料を揃えたりとそれなりにまとまった額になるのだが、必要な時期に、必要な材料を調達するという点では、総コストを制作期間に振り分けることが出来る。
すなわち、月々のランニングコストを抑えることが出来る。
飛行機は「軽量化」が大きなポイントとなり、制作する機体の殆どが木材を使用。その中でも特に「バルサ」と呼ばれる、小学生などが使用するような素材が中心となってくる。
これらはホームセンターに行けば、数百円単位で購入が可能。
一応半年から1年ほどの時間をかけてゆっくり制作する予定なので、月々の出費は平均して数千円程度。
これなら、おいらのお小遣いからでも何とか捻出できる。
バルサ材を中心に、スギの素材や細かな部品等々、必要な材料を購入し、削り出し用のサンドペーパーや、ヤスリ、彫刻刀等々、数百円から千円未満で購入できる道具を揃えて制作を開始。
元になる、図面はネット上で探しまくって、海外のサイトからフリーで配布されている物を入手。
通常だと、1万円近くするようだが、流石ネットの威力!しかし、フリーで配布され、全くの初心者にとっては、このレベルの図面は難解きわまりない…(汗
ダウンロード後、まずは
その図面とにらめっこし、想像力をフルに働かせ、この平面に引かれた線と、そこに書き込まれた数値から、立体像を想像し、自分の求める形へ修正を加えてゆく。
かといって、いつまでも想像の世界に浸っていても先には進まない。
「習うより慣れろ!」の精神で、失敗しながら木を切り、切り出したパーツをつなぎ合わせ、不具合出る箇所は修正し、また切り出してつなぎ合わせ……。そんな作業を幾度か繰り返しながら、ようやく、尾翼部分がなんとか形になった!
今回作る飛行機は全長約1m。翼幅1.2m程、電動ではなく「エンジン」を搭載したアクロバット機になる予定。
今回、制作を始めて、いわゆる「航空力学」という物を間近で体感。模型の飛行機といえど「航空力学」あってこその物。
いや〜かなり奥深し。パーツを木の板から切り出し、ヤスリをかけて一つ一つ形を整えてゆく作業は気が遠くなりそうだが、愛着もわくし、それ以上に、無事にテイクオフしてくれるのかどうかという不安と期待でめちゃ楽しい。
これって、フィルムカメラに非常に似ている様に感じる。
全くのド素人が作っているわけだから、実際に飛ぶかどうかも微妙。
仮に空中に浮いたとしても、ちゃんと飛ぶのかすら判らない…..。でも、仮に墜落しても、その失敗は次へとつながる。何はともあれ、まずは、実行し、失敗をして学び、精度を上げてゆく。
でもね、一つ一つのパーツを時間をかけて切り出し、ヤスリで磨き、まさに「作っている」問い感覚は、最高に楽しい!
ネットで、色々とRCについて調べると、実際に飛行しようとすると色々面倒なことが多そう。
地域のクラブの権力の主張の試合や、なんだかんだ…..。
ここで飛ばすなら、入会金を払って、年会費を払ってどうのこうの…..。
ここの敷地を利用したいなら、何処何処のショップで購入しないとダメだとか……..。
これって単に、新たに参入したいと志す人の排除しているだけにしか見えないんだよね。
そこの敷地をって元々、市や県が持っている「市民」の土地で、誰かの「固有資産」ではない。
その土地を整備したり、管理したりしているのは理解できるから、それなりの「使用料」を徴収するのは理解できるが「このショップで購入した人しか使用できない」って言うのは「独占禁止法」に触れるんじゃないの?だって、あくまで「公共の土地」なんだからさ。
運営の仕方も、もっと考えた方が、裾野が広がり、全体的な持ち上げになると思うんだよね〜〜〜。
何はともあれ!まずは、愛機を頑張って完成させます!!!
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